土づくりの前に

自分の好みの庭を作りたいと思ったら、まず土づくりから始めることが大切だと言われています。土の中から水分や栄養分を吸収する植物にとって、土の良し悪しは非常に重要な問題です。

お庭の手入れを丁寧にされている方は、ぜひ土づくりをしっかりと行いましょう。

理想の土づくり

理想の土の条件をご存知でしょうか?

「保水性がある」「通気性が良い」「排水性がある」「保肥力がある」などが挙げられます。これらを併せ持つ理想の土の状態を「団粒構造」と言います。根のところに適度な隙間があるため、空気と水をよく通します。そのため、団粒構造化どうかは握ってみるとすぐにわかります。

この握った感覚がわかるには、まず見本がなければわかりません。一度、良い土というものに触れてみる必要があります。

そして、何年も植物を育てたり、手入れをしたりしていない土は、水やりや雨によって土の中の石灰質などが流れ込み、酸化が進んでいきます。土が極端な酸性やアルカリ性の場合、養分の吸収が悪くなります。そのため、試薬を利用して正確なpHを図ることが先決です。

土は年々植物が育ちにくいものに変化していきます。だからこそ、土の手入れや新しい土づくりが必要になってきます。

また、それぞれの樹木によって理想的な土は違ってきます。それぞれに合った土は、専門家の指導を受けることがお勧めです。

こうした土づくりの問題を、弊社にご相談いただけると幸いです。
弊社は、様々な花木、樹木を長年扱ってきました。長年の経験でそれぞれの花々や木々に合わせた土づくりをご提案できます。